悦ちゃんの看取り道先案内ブログ#25
「もしバナゲーム」でみえた個性
お世話になります。
看取り道先案内人の小林悦子です。
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大切な人生の最終章を豊かにするために
ブログをお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
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看取りを考える仲間たちと
「もしバナゲーム」をやってみました。
日頃から知る「個性」が如実に現れて
面白いゲームでした。
もしバナゲームをとても簡単に言うと
「余命半年と言われたら・・・」
何を大切にするかを選ぶカードゲームです。
残りの人生が短くなった時を想定して
自分の価値観や最も重要なことを
話し合い、共有するこのゲームでは
おかしい程「その人らしさ」が出てきました。
自分の価値観を言葉にして話すことで
「価値観を確認する」ことが目的です。
他人の価値観を否定したりすることはしません。
4人用ルール(ヨシダルール)でやってみました。
35枚のカードを5枚ずつ配ります。
人には見せません。
残りのカードから5枚を
テーブルの中央に表向きに置きます。
手持ちのカードをテーブル中央のカードと
交換することができるため、
欲しいカードを求めて
身を乗り出してテーブルのカードを確認します。
自分の欲しかったカードを
先の順番の人に取られてしまうこともあります。
他の人が捨てたカードが「欲しいカード」かもしれません。
一度捨てたカードを再び選ぶ人もいました。
勝ち負けを決めるゲームではありませんが
前のめりになる姿は真剣です。
ゲームが終了し
各自手持ちのカード5枚の中から3枚を選び
優先順位をつけて「選んだ理由」を説明します。
自分の経験や価値観を語る仲間の理由は
「その人らしさ」が滲む説明だったのです。
照れるほど本音が語られました。
一般の方々を対象に
人生の終え方について考える会を企画しています。
その練習で行った今回の「もしバナ」ですが
専門職たちが大切にするカードは
医師や看護師を求めていないことが愉快でした。
(医師や、看護師のカードは選ばない)
最期まで,
「私らしさ」を保ちたい。
そのために選んだカードばかりでした。
皆さんも、機会を作ってやってみませんか。
自分が何を大切にしているかが分かります。
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