悦ちゃんの看取り道先案内ブログ#24
「家族の勉強会」再稼働
お世話になります。
看取り道先案内人の小林悦子です。
大切な人生の最終章を豊かにするために
ニュースレターをお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
「看取り介護 家族勉強会」
講師(サポート)依頼が増えてきました。
およそ3年間のコロナ禍は
特養などの職員が
家族と膝をつけ合わせて相談をする環境を奪いました。
その間も多くの特養では
総入所者の半分以上が入れ替わっています。
そのほとんどが死亡退所です。
感染症から回復できず
いのちを終えた方もいらっしゃいますが
ほとんどは新型コロナ感染症が原因ではありません。
寿命を迎え、人生を終えたのです。
コロナ禍も、看取り介護の対象者は
これまでと同じように存在し、
できる限りの「看取り介護」を尽くしたことでしょう。
しかし、そこに家族はいませんでした。
職員たちが、オンラインなどで工夫しながら
家族とつながりますが
リアルに、共に看取ることは困難でした。
特養の生活から
家族たちの存在が消えてしまったコロナ禍なのです。
昨今、特養ご利用者は
基本要介護3以上の方です。
そして、より介護が必要な
要介護4、5の方の生活を援助することが
求められています。
よって、最近の特養利用者は、
ひとりの力で食事を摂ることもできず、
全ての生活行為に介助が必要な方々が増えました。
病院で治らなかった方々・・・
治すことを目標にするのではない方々・・・
お身体の状態は様々ですが、
人生の最終章を迎えている方々への援助は
看取りを踏まえた援助を考える必要があります。
それを感じ、考えていくためには
「知ること」「学ぶこと」が必要なのです。
4、5年前には
家族と職員が相談する機会がたくさん在りました。
しかし、コロナ禍は
立ち入りを制限し、
面会を禁止し、
家族と職員の日常会話も奪いました。
4、5年前に実施していた
「家族と一緒に看取っていく」活動も
コロナ禍では思うようにできませんでした。
利用者が入れ替わり、
その家族も入れ替わりました。
かつての
賑やかだった特養を知る人は少数派です。
看取り介護で「生ききってもらいたい」
望みを叶えて「生ききってもらいたい」
そんなお誘いもできていません。
・取り戻したい。
・仕切り直したい。
・もう一度、家族と向き合おう!
最近そんな特養が増えてきました。
家族勉強会講師依頼が増えるにつけ
特養の心意気を嬉しく思います。
取り戻すついでにグレードアップしましょう。
全力で道先案内申し上げます。
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