悦ちゃんの看取り道先案内ブログ#22
意思確認サポートの仕組み
お世話になります。
看取り道先案内人の小林悦子です。
大切な人生の最終章を豊かにするために
ニュースレターをお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
2024年度の
診療報酬、介護報酬
障害福祉サービス等報酬
同時改定に向けた意見交換会の中で
人生の最終段階における
医療・介護（ケア）について
議論されたことが新聞記事で
紹介されていました。
厚労省の調査結果では
自分が意思決定できなくなった場合
家族に方針を決めて欲しい人が
大半を占めたそうです。
一方、医師、看護師、ケアマネージャーたちが
人生の最終段階の話し合いで難しいと感じることは
「家族による本人へのサポート
体制ができていない」が約５割
「家族へのサポート体制ができていない」
が約４割だったそうです。
人生の終え方の準備が、
いかにできていないかが分かります。
以前から
真面目な日本人の特性を活かして
介護保険・年金受給などが
始まるタイミングに
「意思確認をする仕組み」を提案してきました。
今回、やっと、動き出したようで
嬉しく思います。
利用者の生活の場にいる私は
今週も40名程の利用者家族を招き
「看取り援助」を軸に
楽しく生ききるための準備を考える
勉強会を開催します。
「想いが及ばない」から
考えていなかっただけなの・・・
という家族たちです。
責めてもいても何も変わりません。
共に考えるためには、
場の提供と、情報と、
意見交換できる仲間が必要です。
「聞いてもらえるかしら・・・」
と話しだせるよう、
「こんな人もいましたよ・・・」と
道先案内できるよう、
利用者の支援を継続するための
家族と事業所のやりくりが
明るい未来を創ります。
現場の地道な活動を
制度が後押ししてくれることを
期待しています。
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【生ききる力（看取り）】スクールで道先案内いたします。
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