悦ちゃんの看取り道先案内ブログ#16
看取りにおける「看護」
お世話になります。
看取り道先案内人の小林悦子です。
大切な人生の最終章を豊かにするために
ニュースレターをお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
看取りという言葉を辞書でみると、
・病人のそばにいて世話をすること
・死期まで見守り、看病すること
・看護
とあります。
看護ってなんでしょう。
医療処置、医療行為をする人
と思っている方はいないでしょうか。
ICN(国際看護師協会)の
看護の定義では
看護とは、
あらゆる場であらゆる年代の
個人および家族、集団
コミュニティを対象に
対象がどのような健康状態であっても
独自にまたは他と協働して
行われるケアの総体である。
看護には、健康増進および疾病予防
病気や障がいを有する人々あるいは
死に臨む人々のケアが含まれる。
また、アドボカシーや環境安全の促進
研究、教育、健康政策策定への参画
患者・保険医療システムの
マネジメントへの参与も
看護が果たすべき重要な役割である。
(日本看護協会訳、2002年)
とあります。
これを認識している看護職も
そんなに多くはないかもしれません。
私にとっての「看護」は
看護学校で学んだ
フロレンス・ナイチンゲールです。
【看護覚え書】から
看護とは何か:What is Nursing ?
を引き継ぎました。
看護とは、
新鮮な空気、陽光、暖かさ
静かさを適切に保ち
食事を適切に選択し管理すること
こういったことの全てを
患者の生命力の消耗を
最小にするように整えることを
意味すべきである。
と学んだのです。
今でもその通りだと思っています。
看取りにおける看護こそ
人生最終章を生きるご本人の
生命力の消耗を
最小にするように整え
力の限り生ききっていただくこと
だと思っています。
それは生活の援助です。
本人が望んでいることも
生活の場で生ききることでしょう。
医療の支援も時に重要ですが
いつまでも医療職が大活躍する看取りは
いかがなものでしょう。
生活を支える看護師たちが
増えてくれることを願っています。
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