悦ちゃんの看取り道先案内ブログ#14
「お任せします」を
「ご一緒に」へ
「ご一緒に」へ
お世話になります。
看取り道先案内人の小林悦子です。
大切な人生の最終章を豊かにするために
ニュースレターをお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
入所施設では、ご利用者と施設の間で、
たくさんの「相談」や「契約」が行われます。
高齢者や、障害者などの施設では
ご利用者本人と決めて良いこと以外は、
概ね身元引受人役のご利用者家族と
相談して決めていくことになります。
身元引受人役の家族は
入所した時は施設からのお便りを
一生懸命受け止めてくれます。
数年経つと、職員とも顔馴染みとなり
信頼できる施設であればこそ
「阿吽の呼吸」の関係ができたように思うようです。
長年連れ添った夫婦の会話が
アレ、ソレで通じるような感じなのでしょう。
しかし、そこに落とし穴があることを
心しておかなければなりません。
病院搬送後に亡くなったご利用者の話です。
もともと、病気があることを皆が理解しており、
事故や事件ではありません。
救急搬送、受診、入院・・・
ご家族と連絡をとりながら、
1日がかりで施設職員が対応しました。
翌日亡くなった時も、病院から施設に連絡が来ました。
病院の話では、
「ご家族が病院へ来られない」というのです。
ご家族にも理由があるようですが、
施設職員は困ってしまいました。
ご利用者のために施設職員は病院へ駆けつけました。
その後、ご家族と電話で相談をしながら
施設職員が中心となって火葬までの対応をしたそうです。
「任せるから、頼みます」
この都合の良い言葉を
何とかしなければならないと感じるこの頃です。
日々の生活援助は
「お任せします」でも良いと思います。
しかし、大切な相談事や決め事まで
「任せているから、頼むよ」と言う身元引受人では
ご利用者を守ることができません。
「お任せします」
は魔法の言葉ではありません。
ご家族(身元引受人)との合言葉を
「ご一緒に」
へ変えていく活動に転換することを
道先案内いたします。
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