悦ちゃんの看取り道先案内ブログ＃６

お世話になります。

看取り道先案内人の小林悦子です。

 

大切な人生の最終章を豊かにするために

ニュースレターをお届けいたします。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

医療・介護の仕事をされている皆さん

利用者家族への情報提供は十分できていますか？

 

「家族は分かっていない」

 

そんな意見が出る場合は

情報提供不足を考えましょう。

分かってもらう努力が足りていますか？

 

「私、素人だから分からない・・・」

 

と仰る家族は多いです。

 

「お任せします」

 

という家族は、

どうして良いのか分からない
それがこの表現に変わってしまう場合が多くあります。

 

「医療のことが分からない」

 

という言葉は、

介護職員からも聞くことがあります。

医療の世界の話は独特なのでしょうね。

 

もちろん、

難しい治療の詳細は

医師や看護師に任せておいても良いですが、

 

「生活における医療の話」って

 

実はそんなに難しくありません。

 

難しい言葉でしか説明できない医療職がいたとしたら、

そちらの方が問題でしょう

と、常に自らを戒めています。

 

看取りの道先案内をする時も同じです。

 

相手に興味を持ち、

相手の考え、生きてきた歴史など

様々なことを聞き取り、

一緒に悩んでみて下さい。

 

老いが進んだ本人に

 

「何をしてやれば良いのか・・・分からない」

 

という家族には、

役割を見つけるお手伝いはいかがでしょうか。

 

好きだった本を朗読してあげることも

素敵な家族の役目になります。

 

そんな情報提供からはじめませんか？